【薬師(ヤクシ)】

意味

薬師瑠璃光如来は、衆生の病苦を除き、現世の利益をもたらすといわれる仏である。

薬師

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詳細説明

「薬師」という地名の由来は、数百年前に存在した薬師堂という宗教施設の存在にちなんで付けられたと考えられ、地域の信仰や文化において薬師如来が病気平癒や健康を守る仏として崇拝されていたことから、その周辺地域が薬師堂の名前を含めた地名として認識されるようになり、現在でも「薬師」という地名が残る場所があり、具体的には旧丹羽郡稲城村に存在した薬師を冠した地名であると推察されます。また、一畑薬師は島根半島のほぼ中心部に位置し、「一畑」の名前の由来は薬草栽培が盛んであったことから「薬草畑の一つ」を意味すると言われ、当時の地名にちなむものともされています。