【菩薩(ボサツ)】
意味
菩薩は「悟りを目指す人」の意味があり、観世音菩薩、地蔵菩薩、八幡大菩薩などと呼ばれ信仰された。
例
菩薩
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
観世音菩薩が関連する地名の由来の一例として、日本の日光が挙げられます。この地名は、元々「補陀落」と呼ばれていたものが転訛して「二荒」となり、それを音読し、好字をあてて「日光」としたものであると考えられます。「補陀落」とは、『妙法蓮華経』に登場する観世音菩薩が住むとされる霊的な場所ポータラカPotalakaに由来しており、元来インドに端を発する観音信仰に基づく地名で、これは観世音菩薩が庶民や信仰者に広く受け入れられた結果、日本各地にその影響が及び、その信仰が地名にも取り入れられていったことを示しています。