【白山(ハクサン)】
意味
養老二年(七一八)泰澄が山を開き神を明らかにしたと伝えられている。
例
白山
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
白山(ハクサン)は、石川県と岐阜県にまたがる霊峰であり、日本三名山に数えられる白山信仰の中心地として歴史的にも重要な場所で、この山の名前は「白」は霊峰の雪を意味し、「山」は神聖な場所を示しており、また、白山市の旧地名である牛首村の白峰地区は、白山のふもとに位置することから名付けられたとされ、さらに東京都文京区の白山という地名は、小石川の鎮守である白山神社に由来し、加賀の白山から勧請(かんじょう)されたこの神社は、江戸における白山信仰の中心社として栄え、後に5代将軍綱吉が館林藩主時代に神社を現在の地に移転させ、その跡地に小石川御殿(白山御殿)を建造したという歴史がある。