【金剛(コンゴウ)】
意味
「金剛」は、寺名、修験の山々、山や寺にゆかりの深い村、町、橋、坂、峠等の地名となっていった。
例
金剛山
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「金剛(コンゴウ)」という地名は、日本の大阪府堺市と富田林市の境界にある金剛山(こんごうさん)から名付けられたものであり、この山は古くから信仰の対象として多くの人々に親しまれてきたことや、侵略からの守護神とされる金剛蔵王権現を主祭神とする金剛寺(こんごうじ)が存在することが、その地名の由来として考えられる一方で、「金剛」という言葉自体も仏教においては「最も硬いもの」や「不壊」という意味を持つため、地名として用いられる際にはその地域の守護や威厳を表す意図があったとも言われています。