【嫁威(ヨメオドシ)】
意味
姑を御坊につれていき尊号を称えたところ、くっついていた般若の面がとれたという嫁威伝説に因む地名。
例
よめおどし、嫁威
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「嫁威 ヨメオドシ」という地名は、嫁と姑(しゅうとめ)の関係にまつわる伝説に端を発し、具体的には、ある嫁が姑を御坊に連れて行き尊号を称えたことにより、顔にくっついていた般若の面が取れたという逸話に由来するもので、このエピソードから、嫁が姑に威圧感を与える存在という意味で「嫁威」という名前が付けられたと伝えられており、この地名は、家庭内における複雑な人間関係や信仰に関連する地名の一例として知られている。