【破魔射場(ハマイバ)】
意味
境を挟んでの競技の地で、ハマを飛ばしてより深く隣の村に投げ入れるのを勝ちとした。破魔矢の由来。
例
浜井場、浜射場、浜弓場、浜矢場
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「破魔射場(はまいば)」は、村境を挟んで弓を射ち合う競技が行われた場所に由来する地名である。参加者は「ハマ」と呼ばれる矢を放ち、より深く隣村に射入れた方を勝ちとしたと伝わる。この風習がのちに邪気を祓う意味をもつ**破魔矢(はまや)**の起源となったとされる。表記には「浜井場」「浜射場」「浜弓場」「浜矢場」などの異形があり、**境争い・力比べ・祓いの儀礼**が結びついた地名である。