【大将軍(タイショウグ・ダイショウゴ)】
意味
陰陽道の方徐の神大将軍は、中世以降、陰陽師の布教活動によって地方へ普及した。
例
大将軍、大蛇郷、大陀郷、大上軍、大上後、大正権
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「大将軍(たいしょうぐ・だいしょうご)」の地名は、陰陽道における方除(ほうよけ)の神「大将軍」に由来する。中世以降、陰陽師の布教活動によって各地にその信仰が広まり、方除・厄除の神として祀られた場所が地名化したとされる。表記には「大蛇郷」「大陀郷」「大上軍」「大上後」「大正権」などの異形があり、いずれも大将軍信仰の影響を受けた地名と考えられている。