【庚申(コウシン)】

意味

路傍や辻に青面金剛の庚申塚や庚申塔が祀られ地名となったもので、巣鴨の庚申塚はよく知られている。

庚申塚

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詳細説明

福井県武生市にある庚申町の地名は、文化13年(1816年)の「越前国名蹟考」に記された記録によれば、当地にかつて存在した学仙寺庚申堂、現在の末広神社から起こったとされる地名であり、この庚申堂は庚申信仰に基づき、青面金剛を祭った堂であったことが由来で、庚申信仰自体は日本全国に広がり各地の庚申堂や庚申塔にその信仰の痕跡を確認することができ、これらの施設は地域の文化や人々の生活の一端を支える重要な要素として現存してきた。