【勧請(カンジョウ)】
意味
若狭から近畿一円にかけて正月に行われる勧請吊し・蛇縄・蛇綱などと呼ぶ道切りの神事にもとづく呼称。
例
勧請ノ木、勘定ノ木、神上ノ木、加定、観常、観浄、神縄、神祥
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
勧請(カンジョウ)という地名由来は、古代日本の風習から発生したもので、「勧請」とは神仏の御霊を請い迎える行為を指し、日本各地において神として祀られた神祇が新たな地に勧請される際、こうした施設や土地に「勧請」の名が付けられることがあったためであり、これが地名となる場合もあった。