【産宮(ウブスナ・ウブシナ・オボスナ)】

意味

一般的に村の氏神をウブスナとかウブシナ・オボスナと呼ぶ。神社の砂を安産のお守りとする習俗も見られる。

上産宮、下産宮

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詳細説明

「産宮(ウブスナ・ウブシナ・オボスナ)」という地名は、一般的に村の氏神を称する名称であり、安産を願う信仰と結びついたもので、日本の神道において村落共同体が形成される際、その土地の守り神や産土神としての神社が設けられ、その神社の砂が安産のお守りとされるなどの習俗が見られることから、地域社会の信仰や生活に深く根ざした地名として、自然崇拝や祖霊信仰、村落共同体の信仰心など民俗信仰的な要素が強く反映されています。