【関白(カンパク)】

意味

栃木県河内郡上河内村(現宇都宮市)。関白獅子舞で知られる関白地区には、藤原利仁伝説がある。

関白

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詳細説明

栃木県に位置する関白村(かんぱくむら)は、河内郡上河内村の一部としてその歴史を辿ることができ、山田川左岸に位置し、もとは今里村の枝郷であったが、その起源は古く、かつては今里郷の地内に位置する「武内(たけうち)」と称していたとされ、永和年間(一三七五―七九)には関白様石塔と称される古碑が存在すると伝えられ、近世には宇都宮藩領として始まり、慶長六年(一六〇一)には奥平定雄の給地となり、その後も宇都宮藩や佐倉藩の領地として時代ごとに管轄が移り変わる複雑な領地管理を経験した地域であり、「元禄郷帳」にもその名が見られ、さらに寛延三年に編纂された今里村明細帳には、当時の記録として「関白村之義、先規当村端郷ニ御座候処、松平下総守様御代より関白村庄屋立置申候」との記述が見受けられ、領地の変遷や行政管理の詳細を今に伝えている。