【息長(オキナガ)】

意味

滋賀県坂田郡近江町。古代近江の名義として栄えた息長氏の本拠。古代において高い文化と勢威を持っていた。

息長村

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詳細説明

「息長(おきなが)」という地名は、古代日本の近江国、現在の滋賀県米原市一帯に由来し、その起源はこの地域を流れる息長川(現天野川)に関係しており、日本書紀に記される壬申の乱の際、重要な戦の舞台となった「息長の横河」という地名や、万葉集に詠まれた歌に登場するほか、息長氏という古代の豪族に関連しており、彼らは皇室や大和朝廷との関係で大きな影響力を持ったことから、この地域は古代から政治的、文化的に重要な場所であったとされ、たとえば息長古墳群や息長陵などの遺跡は息長氏の影響を示す象徴的な遺産で、また、舒明天皇の和風諡号である「息長足日広額天皇」のように、歴代の天皇や皇族に対する敬称にも息長の名が用いられており、このことが古代天皇制との深い関係を物語っていると考えられます。