【伊奈(イナ)】
意味
徳川幕府財政の確立に貢献した、伊奈父子の偉業をたたえて地名としたものである。
例
伊奈
他


詳細説明
「伊奈(いな)」の地名の由来は非常に多岐にわたっており、信濃国の伊那郡に関しては稲に関連して「以奈木(稲木)や伊奈久良(倉廩)」といった言葉から派生したと考えられ、稲作にまつわるものであるという説や、古代において「高みや丘陵、段丘」を意味する「うな」に由来し、それが「いな」となったとする説がある他、湧き水の多い地を示す「井名」、天竜川流域を開拓した「猪名部氏」に由来するもの、神話に登場する建稲背命の名に由来するというもの、アイヌ民族の神事としての「イナウ」に由来するもの、砂地の多さを表す「よな」に由来するとするもの、さらに古代語「畝(うな)」から「高所」を意味するもの、また神聖な接頭語「いー」と「野(の)」が合わさった「斎野(いの)」が転じたもの、地形の谷を意味する「イヒナ」が「イナ」へと変化したという説などが挙げられ、それに対して地理的、歴史的、そして文化的な背景から様々な解釈が存在するため、一つに定まることなく、複数の由来が重層的に影響していることが窺える。