【本郷(ホンゴウ)】

意味

江戸初期から湯島・本郷地区には有名な薬局が多く、現在の薬商・医療機器商の多い町のルーツとなっている。

本郷

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詳細説明

本郷という地名は、主にその地域の中心または最も古く開けた土地を指し、東京都文京区の本郷エリアの由来は、かつての武蔵国豊島郡湯島郷の本郷に起因しており、中山道が通る交通の要所として鎌倉時代から江戸時代にかけて町として発展し、江戸末期には武家屋敷が多く立ち並び、明治以降には教育機関が集積した文教地区として知られるようになり、それに関連した名所として加賀藩前田家の邸宅にあった赤門(御守殿門)が東京大学の校地として現存することでも有名で、古くから町場化が進む中で、医療や商業の中心地としての役割を担ってきたという歴史的背景を持っています。