【番(バンチョウ)】
意味
将軍の親衛隊ともいうべき大番組・書院番組などの旗本の屋敷地がおかれ江戸城の西の固めの役割を果たした。
例
番町
他


詳細説明
番町という地名は、徳川家康が江戸城の西側の守りを強固にするために、旗本のうち将軍を直接警護する任務を担う「大番組」と呼ばれる部隊をこの地域に住まわせたことに由来しており、これらの大番組が一番組から六番組まで存在したため、町名もそれに対応して一番町から六番町まで設定され、江戸時代にはこれらが武家屋敷として整備されていましたが、明治期以降は政府の高官や文化人が集まる邸宅地として発展し、「英国大使館」などの外国公館やミッション系の教育施設も立地するインターナショナルな文教エリアへと変貌を遂げてきました。