【代地(ダイチ)】

意味

町全体が替地をもらって強制移住させられることも多く、その場合はその町は元の町名を背負って移動した。

代地町

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詳細説明

代地(ダイチ)は、主に江戸時代において町全体が火災や土地開発などの理由で元の土地を収公された結果、新たに替わりの土地が与えられ、住民が強制的に移住させられることで形成された町の名称であり、その際に新たに住むことになった土地にも元の町名がそのまま受け継がれることが多く、このような代地は日本各地に存在し、一例として東京都台東区の柳橋にある代地河岸が挙げられるが、これは隅田川沿いの河岸に位置していることからその名がつけられたもので、このような歴史的背景を持つ地名は単なる住所以上の意味を持ち、その土地の歴史や文化を垣間見ることができる。