【隅田川(スミダガワ)】
意味
須田・住田・隅田といろいろに表記され、その経由地をとった名といわれるが不明である。
例
隅田川
他


詳細説明
隅田川の地名由来は、江戸時代に至るまでさまざまな表記が見られ、現在の「隅田川」という名称が定められるまでには歴史的な経緯がありますが、もともとは利根川下流に位置し、主に「住田川」「角田川」「墨田川」などと呼ばれており、その名の根底には「澄んだ川」という意味が含まれるとされ、徳川家康が江戸に入府した際に治水工事が行われた結果、荒川の下流部分として隅田川の名前が使用されるようになったほか、1965年に河川法が施行され現代の隅田川が正式に名乗られることになり、この時に使用された「隅」という漢字は、古くから親しまれてきた地元住民の間での使用が馴染み深かったことと、さらに1981年に常用漢字表に加えられたことが契機となり、隅田川という名称が定着するに至りました。