【雉子(キジ)】

意味

慶長の頃、朝鮮通信使接待のためにこの橋のたもとで大量の雉子を飼ったのでこの名が出たという。

雉子町

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詳細説明

江戸時代にさかのぼる東京都千代田区の地名である「雉子橋」は、江戸城の一部であった御門、雉子橋門にかかる橋を起源としており、その名称の由来については、特に関東における覇権が確立された後の江戸において、朝鮮からの勅使や通信使へのもてなしのために諸国から最上の食材とされていたキジを集め、護岸にあたる場所に供するための鳥小屋が設けられたことに基づいており、これにちなんでその橋が「雉子橋」と名付けられたとされています。