【国府宮(コウノミヤ)】

意味

国府宮は「尾張大國霊(おわりおおくにたま)神社」と言い、尾張国の総社。

国府宮

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詳細説明

国府宮は、「尾張大國霊(おわりおおくにたま)神社」が所在する愛知県稲沢市にある地名であり、元来、尾張国の総社として重要視されてきた神社が鎮座していることからその名が付けられ、国府が存在していたことに由来しているため、一般的には「国府宮神社(こうのみやじんじゃ)」や「国府宮(こうのみや)」と呼ばれ、また、地域全体の名称としても使用される一方、この地域を象徴する神社の通称が地名そのものとして定着したため、名鉄名古屋本線に位置する最寄駅も「国府宮駅」と名付けられ、毎年旧暦1月13日に行われる「国府宮はだか祭」と呼ばれる儺追神事が特に著名で、この神事では、「神男」に触れることで厄を払うという風習が続いており、この祭りは、愛知県指定の無形民俗文化財に指定されているだけでなく、多くの地元民や観光客を魅了している。