【神田(カンダ)】
意味
地名の由来は不明。伊勢神宮の神田があった故とする説や御田を神田明神のものとする説もある。
例
神田
他


詳細説明
神田の地名の由来に関しては複数の説がありますが、その一つとして神田明神を創建したと伝わる出雲系の豪族である真神田臣(まかんだおみ)の名前に由来するというものがあり、また別の説としては江戸の地が整備される過程で「神」と「田」からなる「御刀代(みとしろ)」とも読まれ、伊勢神宮への奉納米を生産する目的で定められた神の田んぼにちなんで名付けられたという説があるとされ、特に後者の神田の青物市は、江戸初期の1612年、幕府が食糧供給のために開いた市場から始まったといわれ、その後、職人町の集積地や学問の地としても名を馳せ、周辺には武家の屋敷が構えられるなど、その歴史的背景は町人地と武家地が混在し商業や文化の中心となるなど多様な側面を持ちながら発展を遂げてきた地域です。