【丸(マル)】
意味
近世城郭における郭の名。城の防衛線を曲輪と呼び、曲輪が丸と呼びかえられた。
例
本丸、二の丸、三の丸、西ノ出丸、西の丸、北の丸、丸の内、丸之内、丸内、平左衛門丸、飯田丸、東岳の丸、岳の丸
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「丸」の付く地名は、地名としての「丸」は日本各地で見られるものであり、その起源や意味は地域によって異なることがありますが、一般的に九州地方では地名の接尾語「丸」が特に多く見られ、その由来にはいくつかの説が存在し、例えば、山間の盆地状になった丸い地形や川の湾曲した場所に多く見られ、特に九州では「丸」は村や集落を表す意味を持ち、これは韓国語の「村」(マウル)から来ているという説もあり、神話や歴史的背景を持つ地名の場合、伝説や豪族の名前に由来することもあるため、たとえば鹿児島県の「雪丸」という地名は雪がほとんど降らない地域であるにもかかわらず、真田幸村に因んだ伝説から名付けられた可能性があるということです。