【小路(コウジ)】
意味
小路、すなわち小さい道の意から発した語と思われ、小さい道に囲まれた小さい地域の呼称となったもの。
例
小路
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「小路」は、日本の各地域で狭く短い道や通りを指す一般的な地名用語であり、中でも佐賀県小城町の小路は、小城藩邸を取り囲む侍屋敷町として形成され、その成立は桜岡に隠居所を設けた二代小城藩主直能の時代、延宝八年(一六八〇)以降に始まったとされており、これによって、北小路、南小路、東小路、西小路などの名前がつけられた小路が、藩主の歴史と緊密に結びついた地域名として残され、地元の歴史や地図のなかでその名残が現在まで受け継がれている。