【秦・波多・波蛇(ハタ・ハダ)】
意味
機織りのハタに由来するという説、朝鮮語のパタ(海)に由来するという説があるが後者が有力視されている。
例
秦、波多、波蛇、秦原、秦之庄
他


詳細説明
「秦・波多・波蛇」などと書かれる「ハタ・ハダ」という地名や氏族名の由来は、古代日本における渡来人、特に秦氏と呼ばれる氏族に関連があるとされており、彼らはもともと中国の秦の始皇帝の後裔とされ、日本書紀などの古代文献によれば、彼らは技術や文化、特に農業や土木、工芸技術などに優れており、ここから彼らの影響が多くの地域に及んだとされ、大化の改新以降には秦氏は自身の出自を隠すために苗字を改変したという記録もあることから、「ハタ・ハダ」がその名前の音を残しつつも様々に変化していったとされ、これが地名や氏族名の由来として、例えば神奈川県秦野市のように、地名に「秦」や「波多」などの字を用いた地域名が多く見られる一因となっているが、直接の文献的証拠は乏しいため、それらの関係は推測が含まれることも多い。