【唐・韓・辛(カラ)】
意味
カラは朝鮮半島をさす場合と、中国の意味で使用する場合がある。また大陸系の建造物に因む地名もある。
例
唐木、唐木田、唐橋、唐戸、唐崎
他


詳細説明
「唐・韓・辛 カラ」という地名は、日本の各地に古代から見られ、その由来を辿ると、日本の歴史的背景において朝鮮半島と深い関係があったことが伺える。この地名の由来は、朝鮮半島南部にかつて存在した伽羅や韓といった小国や部族名に起因するとされ、特に加羅(伽耶)や韓は、三国志魏志東夷伝に見られる記録からも「韓」として表される地域の人々が日本列島に移住した際に、現地にその名を冠した地名を残した可能性があるが、日本では日本語の理解や言語の独自性も相まって、唐や辛といった表記に置き換えられ、人の移動や交流の歴史を反映している。このような「カラ」を含む地名は、日本においては、満州語や蒙古語、さらにはツングース語との関連を示唆する説もあるが、具体的な地名の流入や名称の変遷過程には不明瞭な点も多く、また「カラ」という表現が持つ異文化への憧れや異境感を伝える場合もあり、流転を続ける歴史の中で、地域の地理的特徴や人々の生活と結びついてきた歴史的地名として解釈されている。