【柳馬場通(ヤナギノバンバドオリ)】

意味

柳馬場は応仁の乱で原野となっていた二条通ぞいに、織田信長が整備し馬場として柳の樹を植えたのが始まり。

柳馬場通

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詳細説明

柳馬場通(やなぎのばんばどおり)の地名の由来は、1590年(天正18年)に豊臣秀吉によって市街地整理が行われ、かつて遊廓があった通りで、その遊廓が「二条柳町」として1589年(天正17年)に設けられた際に、その周囲に美しい柳の並木が形成され、1602年(慶長7年)に遊廓が移転したあと、その跡地で1604年(慶長9年)の豊国祭の臨時祭礼において大規模な馬ぞろえが行われ、そのことから「柳馬場通」という名称が生まれたとされていますが、豊国祭の際、二条通に沿って柳が植えられたことなど、いくつかの説があります。