【大和大路通（ヤマトオオジドオリ）】

大和大路通（やまとおおじどおり）は、京都市の南北に走る通りの一つで、古くは奈良へ至る中世の街道「大和街道」に由来するとされており、その名称は、かつて用いられていた大和国（現在の奈良県）への道筋を意味していることからこの名が付されており、さらにこの道は、豊臣秀吉が伏見開発の際に築造した伏見街道の延長部分にあたり、歴史的には伏見街道とも関連が深く、五条通を起点として奈良への架け替えられた大和街道としての役割を果たし、奈良へ至る道であることからその名が今に引き継がれている。