【中務(ナカツカサ)】
意味
明治時代に入り民有地となり、明治八年、中務省の跡地に因んで現町名が命名されたといわれる。
例
中務町
他


詳細説明
中務町(なかつかさちょう)は、京都市上京区に位置し、平安京の大内裏の跡地にある歴史ある地名であり、ここにはかつて西雅院や陰陽寮、中務省といった重要な官庁が所在し、中務省は天皇に近い機関として機密業務を担っていたため、町名はその官庁に由来しており、また、近世にはこの地域が豊臣秀吉によって築かれた聚楽第の付属地としても利用され、さらに後には京都所司代の用地としての役割を果たした歴史的背景を持っています。