【銅駝(ドウダ)】

意味

平安京の条坊では、銅駝坊の東部に位置することにより命名された。

銅駝学区

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詳細説明

京都市中京区にある地名「銅駝(どうだ)」の由来は、古代中国の都である洛陽に因んだもので、日本の平安京においては中国の都城制度を手本とし、洛陽からシルクロードの起点として知られる場所に銅製の駱駝像を置かれていたことから「銅駝坊」と称した地域があり、これが平安京の左京と右京の一部区域に名付けられていたため、明治時代に入ると当初「上京第三十一番組小学校」として設立された学校が所在する地区にちなみ、のちに「銅駝校」と改名された歴史を持ち、その名は戦後の校制改革を経て銅駝美術工芸高等学校として現地に継承され、美術と工芸を通じて東西文化の交差点にも関係する地域の名としても位置付けられています。