【大将軍(ダイショウグン)】
意味
地名は東北に位置する大将軍八神社に由来する。吉凶をつかさどる神として、また武神としても信仰を集めた。
例
大将軍
他


詳細説明
「大将軍」という地名の由来は、その名称が陰陽道における方位の吉凶を司る八将神の一つである「大将軍」に由来し、日本においては古代から平安時代にかけて、特に陰陽道が盛んであった時期に、特定の地域や都市を守護する目的で、各地に「大将軍」神社が設置されたことに起因しており、これにより「大将軍」という名称が地名としても残ったとされるものであり、その代表的な場所としては、京都市上京区の大将軍八神社が知られており、これは平安京の王城鎮護のために設置されたもので、他にも滋賀県などでは地名として「大将軍」が多く見受けられることから、朝鮮半島からの渡来人が影響した説もあり、陰陽道の影響のほかに、そこを起点とした歴史的な信仰や風習が地域社会に根付いた結果とされている。