【市・市場(イチ・イチバ)】
意味
市は、交通の便のいい地に開かれるが、市が開設された地には市・市場(一場・市庭)地名が残ることが多い。
例
古市、今市、上市、中市、下市、桑市、青市、傘市、金市、牛市、種市、白望市、宮市、三斎市、六斎市、九斎市、朔日市、二日市、三日市、四日市、五日市、六日市、七日市、八日市、九日市、十日市
他


詳細説明
福岡県北九州市小倉北区に位置する旦過市場の名称の由来には2つの説があり、そのどちらも宗玄寺という禅宗の菩提寺との関連があります。1632年(寛永9年)、小笠原忠真が小倉へ移転した際に宗玄寺も一緒に移転し、その門前に旅する僧侶である雲水が資質を試す場として宿泊所が設けられ、その宿泊所を「旦過寮」と呼んだことが一つの説です。もう一つの説はその宿泊所に泊まった雲水たちが朝早く「旦(あした)」に旅立つことから「旦過」という地名がついたと言われています。