【鶴(ツル)】
意味
水路のある低地で、鳥のツルの首のように川が屈曲した、水害の起きやすい土地。
例
鶴巻、弦巻、都留
他
水害
歴史地名
現代地名
詳細説明
日本各地で見られる「鶴(つる)」の地名は、その美しい鳥「鶴」に由来する瑞祥地名としての印象が強いものの、実際には多くの地名が「水流(つる)」という言葉に起因しており、地形的には川の流れや曲線部、低湿地帯に由来することが多く、これは洪水や水害が起こりやすい地域であることを示唆し、例えば、埼玉県の鶴ヶ島が鶴の巣ごもりにちなむ伝承を持ちながら、実際には広い沼地にあることや、名古屋の鶴舞がもともとは「水流間(ツルマ)」に由来すること、山梨県都留市が桂川の流れを指していることなど、こうした地名が地域の地理的特性や自然環境を反映しており、単に美しい名称以上に地理的な警告や歴史を伝えているという側面がある。