【草(クサ)】
意味
「腐る」に由来する崩壊地形。または「臭し」に由来する硫黄臭などを放つ土地。
例
他
崩壊
歴史地名
現代地名
詳細説明
熊本県阿蘇郡高森町にある草部吉見神社は、「クサカベ」と読む地名であり、この名称の由来は、神武天皇の長男である彦八井耳命(ヒコヤイミミノミコト)が当地に居を定め、大蛇を退治した後に草の壁で館を築いたことにちなみ「草部」と呼ばれるようになり、また、宮を建てるのに適した場所であることを示す「ここぞよきみやとこ」という意味の「吉見」から、あるいはその地に湧く清水を神聖視し良い水の意味を込めて「吉見」とされたという説もあると伝えられ、さらにこの地には彦八井耳命が日向から持ってきたとされる「火の玉」と「水の玉」により天候を操り農業を広めたという神話が織り込まれた地名伝承や、命が退治した大蛇の血が流れた場所が「血引原」、焼いて灰にした場所が「灰原」と名付けられたという地名伝説が残されており、これらの神話や伝承は地域の歴史や文化を色濃く反映し、草部の地名の成り立ちとともに、多くの人々に称えられ語り継がれている。