【桃(モモ)】
意味
古来、邪悪を払う樹として呪的信仰の対象となった。
例
桃俣、桃香野、唐門
他
歴史地名
現代地名
詳細説明
「桃 モモ」に関連する地名の由来は、例えば東京都中野区の「桃園(ももぞの)」という地名は、江戸時代に多数の桃の木が植えられて、美観で江戸の人々に知られていたことに由来し、特に徳川8代目将軍吉宗が花を愛し、鷹狩りのために訪れる場所に桃の木を植えさせたことが始まりとされており、この地名は桃の木が枯れてしまった後も江戸時代の美しい桃園の記憶を残す形で現在まで残り続けています。また、秋田市に所在する「アトリエももさだ」の名称は、同地区の昔の地名「百三段(ももさだ)」に由来し、この地名はアイヌ語で「川尻の土地」という意味の「モムサンドイ」が語源とも言われており、地域に根ざした歴史的背景を持ちながら、美術工芸作家の活動拠点としての「アトリエ」を組み合わせたものです。そして、和歌山県の「桃山(ももやま)町」は、その名の通り古くから桃の生産が盛んな地域であり、特に「紀の川市桃山町」で育まれる「あら川の桃」は非常に有名で、この地域名は果物の王国としての地位を象徴するものとなっています。