銅
銅
アカガネ
鉱産物のうち、その色から銅をアカガネといい、これにまつわる地名がみられる。
鉱山、製鉄、鍛冶業など、鉱物資源や金属加工産業に基づく地名。
鉱産物のうち、その色から銅をアカガネといい、これにまつわる地名がみられる。
人の吐く息を吹き付けるイキブキ、イブキ(息吹)から、産銅、産鉄に関わる地名が生まれた。
鉄などの金属類を加工し、日用品や道具類の製造に携わった技術集団の漂着のあとを示す。
各地の産鉄地に残る地名。
鋳物師、鍛冶師など鉱物関係の技術者を指す金谷からきたもので、これらの人々の居住を示す地名。
大半は産鉄に関わるもので、鉄の採れる山または鈩のある山の名称。
金属を扱う技術者をカネコといい、この人々が各地を廻ることから、その仕事場や居住した場所。
大鈴の形をした祭祀用のサナキ(鐸)にゆかりの地名。古代の産鉄などに関わる名称。
祖父、蘇父、層父と記す地名。鉄にゆかりの地名とみられるが語源は不明。産鉄地。
鑪は、足を踏んで風を送る鞴のことで、これと鈩を中心とする製鉄の施設を指す。
丹(丹砂・朱砂)が生ずる所。
鉄を作り出すことを「鈩を吹く」というが、産鉄をはじめとする鉱産物の製造地名。